痩せる運動おすすめ12選!自宅で簡単にできる運動と効果をアップさせる2つのコツも徹底解説

「食事制限で痩せるのは辛いし、しっかり運動して綺麗に痩せたい」

「自宅でも気軽にできる運動ってなんだろう?続けやすくて効果が高いものが知りたいな」

運動で痩せたい!と思っているからには、早く効果を実感したいですよね。

本記事では、ジムに行かなくても自宅で行えるおすすめの運動12選や、より効果をアップさせる2つのコツを中心にご紹介していきます。

減量目的の方はもちろん、ぽっこりお腹が気になる、美脚を手に入れたい女性も必見の内容となっているので、参考にしてみてくださいね。

 

運動で痩せるには無酸素運動と有酸素運動の組み合わせが大事!

結論から言うと、運動で痩せたいと思っているなら、無酸素運動と有酸素運動の両方を組み合わせることが最も大切です。

どちらか一方だけでも継続すれば確かに痩せますが、より効率的にかつ早く痩せたいなら2つの運動を組み合わせることが大事になります。

2つの運動の組み合わせで痩せる理由は、脂肪を落としたいなら無酸素運動で筋トレをして代謝をアップさせてから有酸素運動を行った方が脂肪燃焼効果が上がって効率的に痩せられるからです。

筋肉量が増えると自然と代謝も上がって痩せ体質に近づきますよ♪

無酸素運動は「基礎代謝アップ」につながる

無酸素運動は、筋トレを始めとする筋肉に強い負荷をかける運動のことです。

筋肉量を増やすと同時に基礎代謝もアップするので、痩せやすい体質に近づけてくれる役割を果たします。

有酸素運動は「脂肪を燃焼」を促す

有酸素運動は、ウォーキングやジョギングなど筋肉に一定の負荷をかけることで脂肪燃焼を促す運動を指します。

体内の脂肪や糖をエネルギーに変換してくれるため、有酸素運動を一定時間行うと脂肪をどんどん燃やしてくれます。

 

室内で手軽にできる!おすすめ無酸素運動6選

まずは自宅の室内で気軽に行える無酸素運動を6つ紹介します。

無酸素運動を行うことにより基礎代謝がアップすれば有酸素運動を行ったときに脂肪燃焼効率がぐっと上がるので、参考にしてみてください。

今回ご紹介している無酸素運動は下半身を中心に鍛えるものを厳選しています。理由は下半身の方が筋肉の割合が大きいため、鍛えると消費カロリーが増えるからです。

女性なら、下半身を引き締めて美脚を手に入れたいですよね。とにかく痩せたい&美脚に近づけたいと思っている方は、簡単にできるワイドスクワットから始めてみましょう。

おすすめの無酸素運動1:ワイドスクワット

スクワットは王道な筋トレですが、足を細くしてくれる効果が期待できます。人気モデルも実践している筋トレのひとつなので、スタイルをよく魅せたい女性におすすめです。

「スクワットは足が太くなる」と思っている人もいますが、足が太くなってしまう原因は間違ったやり方をしているから。

足を外側に向けて行う「ワイドスクワット」を正しい方法で行うことで内ももが鍛えられ、細く引き締まった美脚を手に入れることができますよ!

ワイドスクワットの手順

1.肩幅の1.5~2倍くらいになるように両足を広げる。

2.ひざとつま先を外側に向ける。

3.背筋を伸ばし肩と平行になるように両手をまっすぐ伸ばす。

4.息を吸って腰を太ももが床と平行になるところまでゆっくりと下に落とす。(3秒ほどかけて行う

5.数秒間キープしたら、3秒かけてゆっくりと身体を戻す。ヒザは軽く曲げた状態で伸びきらないようにしておく。

6.手順4~5を30回繰り返す。

7.30秒間休憩した後、同じ動作を2セット行う。

回数は10回×3セットを目安に行いましょう。やり過ぎると筋肉痛になりやすく、継続するのが辛くなるので無理しすぎない範囲で調整してください。

ワイドスクワットを行う際は、ヒザがつま先よりも前に出ないようにして背筋をピンを伸ばすのがポイントになります。

背中が丸まっている状態だと効果が十分に発揮されないだけでなく、腰痛の原因になるため、正しい方法で行いましょう。

おすすめの無酸素運動2:足パカ

とりあえず気軽に無酸素運動を行いたいなら「足パカ」がおすすめです。寝る前にベッドや布団の上で手軽に行えるのも継続しやすいポイントとなります。

腹筋や太ももなど気になる部分に適度な負荷を与えつつ、太もも全体を動かすエクササイズになるので股関節が柔らかくなり、骨盤も正しい位置に整います。

股関節周りの筋肉がほぐれると、冷えや生理中の身体の不調を軽減でき、血流が良くなることで基礎代謝アップにもつながりますよ。

特に下っ腹が出ているのが気になる方は、普段姿勢が猫背になっていて骨盤が後ろに傾いている可能性アリなので、足パカを行って姿勢改善とぽっこりお腹を解消しましょう。

足パカの手順

1.仰向けになった状態で両ヒザを立てる。腕は後頭部か身体の横につける。

2.両足を床と垂直になるようにまっすぐ上げる。(90度の角度になるように意識する

3.内ももの筋肉を意識しながら両足を開いていく。痛いけど気持ちいいと感じるぐらいが目安。

4.手順2~3を30回繰り返す。

足パカは、足を開いて閉じる動作で1回とカウントします。開くのに1秒、閉じるのに1秒かけるのがポイントです。

自然な呼吸を心がけて回数を重ねることで有酸素運動の効果も期待できるでしょう。辛くても反動をつけずに行うことが大事です。反動をつけて動かすと筋肉に伝わる刺激が弱くなり、効果が得にくくなるので要注意。

足を閉じるときは、両足の内側が軽く触れるようにタッチし、開くときは筋肉に刺激が伝わっている感覚を意識すると効果を実感しやすくなります。

おすすめの無酸素運動3:足上げ腹筋

下腹部・太ももの筋肉を中心に鍛えるなら「足上げ腹筋」が効果的です。通常の腹筋は腹部より上の上半身の筋肉が鍛えられるのに対し、足上げ腹筋は下半身の筋肉を効率よく鍛えられます。

ウエスト周りを引き締めてぽっこりお腹を解消したい人におすすめの無酸素運動で、太ももやお尻にかけての筋肉も鍛えられるため、下半身のシェイプアップにもつながります。

足上げ腹筋の手順

1.ヨガマットなどを敷いて、硬くない床の上で仰向けになる。両手はお尻の横に置く。

2.お尻が床から離れる位置になるまで足をゆっくり上げる。

3.床につく手前までゆっくりと足を下ろす。

背中や腰は浮かないように床につけた状態にするのがポイントです。勢いをつけると効果が半減してしまうので、すべての動作はゆっくり行うようにしてください。

下腹部を効率よく鍛えるためには、足を下ろす際に床につく前のギリギリの位置でキープする必要があります。お腹に力を入れて慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう!

おすすめの無酸素運動4:フロントブリッジ(プランク)

「フロントブリッジ(プランク)」は、お腹周辺の筋肉と体幹(腕・足を除いた胴体部分)を鍛えられる運動です。

スクワットがきついと感じる方でも比較的実践しやすい動きとなるので、運動不足の方はフロントブリッジから始めてみるのもいいでしょう。

体幹は広範囲の筋肉を成長させるために重要な要素です。体幹がしっかり鍛えられれば筋肉が成長しやすくなるので基礎代謝もアップし、より痩せる体質に近づきます。

フロントブリッジ(プランク)の手順

1.柔らかいマットなどを用意しうつぶせになる。

2.腕を肩幅ぐらいまで広げて上半身を起こす。ヒジは方の真下にくるようにする。

3.つま先を立てて、つま先と腕で下半身を持ち上げる。

4.首筋~足までまっすぐとした姿勢を30秒キープする。

5.30秒の休憩を挟み、手順3~4を再度行う。2回目は45秒間キープする。

6.再び30秒の休憩を挟み、手順3~4を再度行う。3回目は1分間キープする。

7.30秒間休憩した後、同じ動作を2セット行う。

フロントブリッジ(プランク)は合計3回行いますが、1回目30秒・2回目45秒・3回目1分とキープする時間が異なるので注意しましょう。3回1セットとし、1日3セットを目安に行います。

1番のポイントは、お腹の力で身体全体を支えるように意識することです。お腹に力が入っていないと身体にかかる負荷が減るので、当然効果が実感しにくくなります。

姿勢をキープする際に首筋~足まで一直線になっているのを意識して身体が上下しないように気を付けましょう。

おすすめの無酸素運動5:レッグカール

自宅で寝ながら行える運動を取り入れたいなら「レッグカール」がおすすめです。主に太ももを鍛えられるため、正しい方法で行えばほどよい筋肉がつき、引き締まった美脚を作れます。

レッグカールはジムにあるマシンでも行える運動ですが、お金を使わず自宅の室内で気軽に行えるトレーニングでもあるので、手っ取り早く太もも~ふくらはぎを引き締めたい方にぴったりの無酸素運動です。

レッグカールの手順

1.マットの上などにうつぶせになる。

2.顔の前に両手をつき、お腹から上の上半身を浮かせる。

3.かかとをお尻に当てるイメージでヒザを曲げる。

4.曲げたヒザをゆっくり戻す。

5.手順3~4を20回繰り返す。

6.20~30秒間の休憩を挟み、合計3セット分行う。

7.30秒間休憩した後、同じ動作を2セット行う。

回数は20回×3セットが基本となります。身体はまっすぐになるようにキープしつつ、ヒザを曲げる動作はゆっくり行うことが大切です。

反動をつけて行うと筋肉にかかる負荷が軽くなるので、しっかり効果を出したいなら反動をつけずに行いましょう。

動作に慣れてきたら両足の足首にチューブを結んで行う方法または500mlのペットボトルを挟んで行う方法を取り入れるとさらに効果がアップしますよ。

おすすめの無酸素運動6:ヒンズープッシュアップ

二の腕や胸筋を鍛えるのにベストな運動は「ヒンズープッシュアップ」。上腕三頭筋と大胸筋の2つの筋肉を動じに鍛えられ、上半身の引き締めに効果絶大な運動です。

通常の腕立て伏せとの違いは前後運動が加わっている点もあって身体全体を効率よく鍛えられます。

疲労を感じやすいですが、正しいフォームで継続すれば上半身の気になる部分をはじめとする身体全体をしっかり引き締められるでしょう。

ヒンズープッシュアップの手順

1.両手を肩幅からこぶし2つ分開けた位置につく。

2.肩幅と同じぐらいになるように足を開く。

3.お尻をあげる。腕~お尻までまっすぐになっている姿勢を作る。

4.床につきそうな位置まで上半身を下げていく。

5.身体を上に回すイメージで元の状態に戻る。

6.手順4~5を10回行う。

7.30秒間休憩を挟み、残り2セット分(合計30回)行う。

回数は10回×3セットを基準としますが、様子を見ながら自分が限界だと感じるまで回数を増やすとより効果が期待できます。

腕を曲げるのと同時に上半身を床につきそうな位置まで下げるのがポイントになるため、腕だけでなく身体全体を使ってバランスを取りましょう。

顔は前を向いた状態で慣れてきたら足幅を広げてみるとさらに引き締まったボディを手に入れることができます。

 

脂肪がどんどん燃える!おすすめ有酸素運動6選

続いては、脂肪燃焼に効果的な有酸素運動を6つご紹介します。有酸素運動をゆっくりと時間をかけて行うと体内の脂肪がどんどん燃えていきスリムボディに近づくので、続けやすい有酸素運動を取り入れて継続してみてください。

今回ご紹介する有酸素運動の中で最もおすすめなのは「ジョギング」です。まとまった時間走れなくても1日20分程度を目安に隙間時間で行えるので継続しやすいですよ♪

おすすめの有酸素運動1:ジョギング

最も取り入れやすいメジャーな有酸素運動のひとつが「ジョギング」です。歩いて行うウォーキングより消費カロリーが多く、身体にかかる負荷が大きいので、効率よく痩せられます。

ジョギングの速度はウォーキングの状態から徐々にペースを上げていき、「今以上にスピードをあげたら歩くのがきつい。走った方がいいな」と感じる時速8kmを目安にするのがポイントです。

ダイエット効果を上げたいなら、走っている状態で人とギリギリ会話ができるペースを維持するといいでしょう。

ジョギングの手順

1.走る前にストレッチを行う。

2.いきなり走らずウォーキングから始めて徐々にスピードをあげていく。

3.走り続けられるペースになったら維持しながら20分を目安に走る。

4.徐々にスピードを落として終了する。

ジョギングに慣れていない方は、無理をしない範囲でまずは走りきることを意識しましょう。ペースを上げすぎると酸欠状態になりやすいので注意してください。

怪我の防止のために、ジョギング前は必ずストレッチしてから走り始めること・衝撃を和らげるために厚手の運動靴を履いたり土の上を走るのを意識することも大切です。

走り続けるのが難しい場合は10分ずつにわけて1日2回走ってもOKなので、慣れるまでは数回に分けてジョギングを行っても大丈夫です。

ジョギングを行う時間帯は日中に設定するのがおすすめ。夜にジョギングを行うと活動を司る交感神経が優位となり、寝付きが悪くなってしまう可能性があるため、睡眠に影響が出やすくなってしまいます。

ジョギングを行う注意点として、汗をかくとミネラルが失われ脱水症状を引き起こしやすいので、スポーツドリンクなどを用意し水分補給はしっかり行いましょう。

おすすめの有酸素運動2:階段(踏み台)昇降

自宅の階段でも気軽に行える「階段(踏み台)昇降」も立派な有酸素運動のひとつです。本物の階段を使わなくてもホームセンターなどで販売されている専用の踏み台を購入してもOK。

不要な雑誌・新聞紙などをまとめて滑り止めシートなどを活用すれば、手作りの踏み台も作れます。踏み台の高さは身長によって異なるものの、基本的な目安は10~20cm程度です。

足をあげた際にヒザの高さが股関節を超えない位置がベストとなるので覚えておいてください。

階段(踏み台)昇降の手順

1.階段または踏み台の前に立つ。

2.右足⇒左足の順に階段(段差)を昇る。

3.右足⇒左足の順に降りる。

4.左足⇒右足の順に階段(段差)を昇る。

5.左足⇒右足の順に降りる。

6.手順2~5を10分間続ける。

7.1分間の休憩を挟み、残り2セット(合計30分間)続ける。

昇降の際に足をしっかり上げることも大切ですが、腕をしっかり振ることで本来の効果が得られます。

手軽にできる有酸素運動ですが、スマホをいじりながら、本を読みながらなど「ながら運動」になってしまうと姿勢が崩れて脂肪燃焼効果を得にくくなります。

動くときに背中が丸まってしまったり身体が歪んでいる状態にならないように注意してください。

昇るときは階段(踏み台)をしっかり踏むことを意識するとヒップアップ効果が得やすくなります。降りるときはつま先から足を下ろすようにして姿勢よく行いましょう。

おすすめの有酸素運動3:エア縄跳び

実際の縄跳びを使わず、室内で縄跳びをしているフリをして運動する「エア縄跳び」は、手軽で天候に左右されず自宅で行える有酸素運動です。

縄跳びが苦手で上手く跳ぶことができない方でも引っかかって怪我をする心配がないので始めやすいメリットがあります。

通常の縄跳びと同じく30分間エア縄跳びを行うだけでジョギングとほぼ同じカロリーを消費できるため、例えば体重60kgの女性だと30分間のエア縄跳びで約250カロリー消費できる計算になります。

体幹を使って跳ぶことを意識するとお腹の引き締め、脂肪燃焼効果アップにつながりますよ。

エア縄跳びの手順

1.ヒジを軽く曲げ、両手で縄を持っているイメージで構える。

2.実際に縄跳びを跳ぶようにジャンプする。両足で跳ぶ方法でも片足で跳ぶ方法でも好きな方でOK。

3.10~30分程度を目安に行う。

10分間飛び続けるのが難しい場合は、最初は3分間跳んで1~2分の休憩を挟み3セット行うことを意識する方法がおすすめです。ースは1秒間に1回跳ぶよりも少し早いスピードを維持するのがポイントになります。

跳ぶときにお腹に力を入れることを意識すると体幹が鍛えられお腹の引き締め効果を得られるでしょう。

縄がついていない持ち手のみのエア縄跳び専用のグッズもあるので、本格的にエア縄跳びを継続するなら活用してみてください。

また、エア縄跳びをする際にアップテンポの曲に合わせて跳ぶのもモチベーションアップにつながるので、エア縄跳びを継続しやすい工夫として取り入れてみましょう。

おすすめの有酸素運動4:フラフープ

手軽な運動器具である「フラフープ」を使った有酸素運動は女性に人気!全身の脂肪燃焼を促す働きに加えて、お腹を動かすので綺麗なくびれを作る運動としても最適です。

身体の中心にあるインナーマッスルの強化にもつながるため、基礎代謝がアップし痩せやすい体質に近づけます。

消費カロリーは10分間で約100カロリー前後なので、ジョギングとあまり変わりません。走るのが苦手な方は腰を回すだけで手軽に行えるフラフープで痩せる方法を取り入れてみてください。

フラフープ運動の手順

1.お腹のくびれがある位置にフラフープをセットし、右回りに5分間回す。

2.腰を軸にして身体を動かすイメージで行い、2分間の休憩をとる。

3.左周りに5分間回し、再び2分間の休憩をとる。

4.休憩が終わったら残り2セット(合計30分間)行う。

フラフープが落ちないように一定のペースで早めに回すことがポイントです。回している最中に胸から上が動いてしまいがちですが、腰を中心にして身体を動かすのを意識するのが効果を得る秘訣になります。

慣れてきたらフラフープを2本使って同時に回すとより効果が期待できるでしょう。骨盤矯正やぽっこりお腹改善にも最適な運動となるので、下半身を重点的に引き締めたい方はチャレンジしてみましょう!

おすすめの有酸素運動5:シャドウボクシング

「シャドウボクシング」は、ボクシングで取り入れられている練習法のひとつです。特別な道具を必要とせず、自宅でも気軽に行えるのが魅力となっています。

正しい方法で行えば、3分間で約30キロカロリーほど消費でき、激しい技を組み合わせればさらに消費カロリーはアップします。

シャドウボクシングの基本的なフォームと引き締め効果がアップするコンビネーション技は以下の通りです。

シャドウボクシングの基本フォーム

1.両腕を胸の高さに持ってきてボクシングの構えのポーズをとる。足は肩幅に開き利き足を一歩後ろに引く。

2.身体を斜め45度の角度にし、上半身は正面を向く姿勢をとる。ヒザは少し曲げてパンチするときに柔らかく使うことを意識する。

3.ジャブ(ストレートを小刻みに打つ)とクロス(後ろにある腕をまっすぐ力強く打つ)を組み合わせて5分間パンチを打つ。

4.1分間休憩したら残り2セット(合計15分間)行う。

効果をより実感するためには、身体をまっすぐに保ち縦の軸を意識しながら身体をひねってパンチの飛距離を出します。背筋を伸ばし、パンチする際に重心が前のめりにならないように注意してください。

ペースは崩さずに最初から最後まで一定のスピードを維持することが大切です。

効果がアップするコンビネーション技

上記でご紹介した基本フォームは、ジャブ・クロスといった基本的なアクションになります。

より効果をアップさせたい方は、「フック」や「アッパー」といった別のアクションも取り入れながらコンビネーション技を覚えて取り入れてみましょう。

フックの打ち方

フックは横から打ち抜くのが特徴のパンチです。ボクシングでは、コンビネーション技を使用するときや接近戦で効果があります。

1.肩幅に足を開き構えたら脇腹にヒジをしっかりとくっつける。拳は顔面をガードするように構える。

2.左肩を軽く引いて素早く反動をつけながら右手で横からパンチする。左手は拳で顔をガードしている状態。

目の前に目標があることをイメージし、打つときは内側に拳をひねり込むように力強く動かすのがポイントです。

腕だけで打つと弱くなってしまうため、腰の回転を上手く使って身体全体で打つようにしましょう。

アッパーの打ち方

アッパーは拳を下から上に突き上げるパンチを指します。フックと同様にコンビネーション技や接近戦で役立つボクシング技のひとつです。

1.肩幅に足を開いて構え、脇腹にしっかりとヒジをつける。拳は常に顔面をガードする位置に持ってくる。

2.ヒザをかがめて打つタイミングで反動をつける。ヒザをかがめたときは下を向かず前を見る。

3.打つときにかがめたヒザと背筋をまっすぐに伸ばし一気に拳を突き上げる。手首のスナップを使うとより力強いパンチを繰り出せる。

ポイントは、しっかりヒザをかがめて反動を利用して一気に突き上げることです。ジャブ⇒ストレート⇒アッパーなど複数のアクションと組み合わせて行うとより消費カロリーが増えます。

腹筋を使って腰をひねれば効率よくシェイプアップできますよ。

おすすめの有酸素運動6:トランポリン

縄跳びなど、ジャンプするのが苦手な方でも楽しみながら運動できるのが「トランポリン」を使った有酸素運動です。

トランポリンによって反動がつくので自分の力でジャンプする必要がないのが魅力となっており、普段から運動不足の方でも気軽に始めやすいでしょう。

ジャンプする動作は、人間が活動する中で最も激しい運動といっていいほど消費カロリーが多いのが特徴です。トランポリンを使った運動をするだけで身体全体を鍛えることができ、インナーマッスルも鍛えられます。

トランポリンを使ったメニューは豊富なので、楽しみながら痩せられるのもポイントですよ。本記事では、難易度別におすすめの方法を3つ紹介していきます。

難易度簡単:小ジャンプ

トランポリンを使って誰でもできる運動の初歩となる「小ジャンプ」は、他のメニューとも組み合わせられる簡単な運動です。

1.トランポリンに乗って軽く足を開く。

2.両手を軽く振りながら身体をほぐすイメージでジャンプする。

3.2分間を目安に跳び続ける。

軽い運動なので負荷は小さいですが、基本となるジャンプなので、まずはウォーミングアップ代わりに取り入れてみるのがおすすめです。

スピードを意識するよりも、ジャンプしたときの反動で跳び続けるイメージを持つと脂肪燃焼効率がアップします。

難易度普通:バックキックダッシュ

「バックキックダッシュ」は太もも~ふくらはぎにかけての大腿四頭筋に効きます。ダッシュ中にヒザを曲げることで効果的に筋肉を刺激できるアクションです。

1.トランポリンに乗り、少しスピードをあげてダッシュする。

2.ふくらはぎをお尻につける感覚でヒザを曲げていく。太ももはあげないように注意する。

3.2分間を目安に行う。

しっかりと効いていれば太もも前部分に負荷がかかっているのを感じられるはず。下半身の引き締め効果はもちろん、大腿四頭筋は筋肉の中でも大きいので、身体全体の筋力強化にもぴったりです。

難易度難しい:ウォーキング×大ジャンプ

トランポリンを使った運動の中でも難易度MAXの「ウォーキング×大ジャンプ」はシンプルながらも回数をこなすのにコツがいるアクションとなっています。

1.トランポリンに乗って歩く。

2.最初は少しずつジャンプし、どんどん高さをあげていく。大ジャンプと同じ高さまで跳んだら1回跳ぶごとに前後の足を入れ替える

3.2の動作を1分間続ける。

ジャンプしている最中に腕をしっかり振って、足の前後を忘れずに入れ替えるのがポイントです。

リズムが取りにくいので最初は戸惑うかもしれませんが、大きく身体を動かすので全身をシェイプアップできる効果が期待できます。

 

効果をアップさせて運動で痩せるための2つのコツ

最後に、運動でより基礎代謝をアップさせ、脂肪燃焼しやすくなる2つのコツを伝授します。

ただやみくもに運動するよりも下記2つのコツを踏まえてから運動した方が確実に痩せ体質に近づくので参考にしてみてくださいね。

コツ1:無酸素運動をしてから有酸素運動を行う

冒頭では、無酸素運動と有酸素運動の両方を行うことが大切だと伝えました。

運動を行う順番は「無酸素運動⇒有酸素運動」の流れを徹底しましょう。有酸素運動よりも無酸素運動を先に行う理由として、下記の2つの理由が挙げられます。

理由1:脂肪燃焼効果がアップする

無酸素運動を先に行うと成長ホルモンが分泌されるため脂肪燃焼効果がアップします。

成長ホルモンには体内の脂肪を分解する働きがあり、ただの脂肪からエネルギーとして消費しやすい脂肪へと変換してくれる役割を果たします。

いきなり有酸素運動をするよりも、無酸素運動を行いエネルギー消費しやすい脂肪に変えてから有酸素運動することでより脂肪が燃えやすい身体となるのです。

理由2:有酸素運動を先に行うと無酸素運動の効果が半減する

単純に、長時間一定の運動を続ける有酸素運動を行った後では、身体が疲労を感じている状態なので無酸素運動を行っても効果が半減してしまいます。

パフォーマンスが落ち、筋トレなど筋肉に負荷をかける運動を行っても、適切な力を加えられずに思ったような効果が得られない場合もあるでしょう。

無酸素運動の効果を最大限に発揮するためにも、無酸素運動⇒有酸素運動の流れを徹底することが大切になります。

コツ2:セット数を変えずに回数を増やそう

もう1つのコツは、セット数を変えずに回数を増やすことです。

本記事でご紹介した無酸素運動・有酸素運動は、それぞれ運動の目安となる回数やセット数を記載していますが、慣れてくると運動による負荷を上げた方が脂肪が落ちやすくなります。

最初は苦しいと思っていても、毎日続けている内に「あと1回できそう」「あと2分間頑張れそう」というような状態になるので、様子を見ながら回数を増やして適度に身体を追い込んでいきましょう。

 

痩せる運動を取り入れてスリムボディを目指そう

本記事では、無酸素運動・有酸素運動に分けて痩せる運動を紹介してきました。

運動で痩せるためには、基礎代謝アップにつながる「無酸素運動」と脂肪燃焼を促す「有酸素運動」の2つを組み合わせて無理なく継続していきましょう。

どんな運動でも毎日続けなければ効果は得られないので、挫折しない範囲であなたにできる運動から取り入れてみてください。無酸素運動+有酸素運動の組み合わせで魅力溢れるスリムボディを目指しましょう!

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